瑞穂の国の野鳥たち

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サンコウチョウ その3

その後も何箇所かポイントを渡り歩きましたが、なかなかイメージ通りの絵が撮れず、欲求不満状態が続いています。 そのうち何とか・・・


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サンコウチョウ雑感

鳥を好きになる理由は人それぞれですが、たとえば、表情の豊かさでいえば、コミミズクやトラフズクが、どことなく人間臭くて、人気の理由かなと思います。また、サンコウチョウの場合は、薄暗い森の中を、長い尾をヒラヒラさせながら優雅に飛び交う姿と、独特の囀りが魅力的ですね。いずれも自分的には好感度No1、2を争う鳥なのですが、行動は対照的です。

始めて間もないころ、図鑑に付いていたCDで囀りを聴いた時には、思わず笑ってしまいました。何から何まで南国的で、こんなのが日本で繁殖していることが信じられなかった。梅雨時、杉林に入ることなど殆どなかったので、それまで知らずにいましたが、それでも一度くらいは耳にしたはずなのに、まったく覚えのない音声パターンに思えました。その後間もなく、実際に声を聴くことが出来ました。

近所の小さな谷に入り、杉林の中で待っていると、奥の方からジッ、ジッ、ホイ、ホイッと、CDと同じ、軽快な声が聞こえてきました。体は小さいのに尾だけが異常に長く、ピンと伸ばしたり、クルリと巻いたりしながら、茂みや細い枝の間を器用にすり抜けてゆく飛び方は、やはり他の鳥とは異質に思えました。
個体数は一時よりかなり減ったそうです。1960年代には東京近郊のH市周辺だけで90か所近く、繁殖が確認されたそうで、実際にはその数倍はいたと思われます。
当時と比べたら確かに減ってはいるようですが、それでもここ数年で底を打ったか、やや個体数を増やしている気もします。私も実際地元周辺の丘陵地帯に行って、条件のいいポイントで声を頼りに存在を確かめましたが、半分くらいの場所で生息が確認できました。また、5年ほど前まで何も居なかった場所で、今年は声を聴くことができました。

繁殖には、第一に生息環境。天敵から身を隠せる深い森と、餌の豊富な開けた場所、水浴びのできる綺麗な流れ、その三つが隣接しているような環境がまず必要です。これは繁殖地だけでなく越冬地にも言えることです。両方の環境が整わないと数は増えないのでしょう。
次いで天敵の有無ですか。折角営巣しても巣立ちまでに様々な天敵に狙われ、無事巣立ちできるのは半分以下だといいます。いちばん深刻なのがカラス。これは雛の巣立ち直前に狙われるケースが多く、ひどい場合には巣ごと持って行かれます。カラスに次いで、蛇の被害もよく聞かれます。アオダイショウやジムグリという小型の蛇が多く、あんな高い場所にあるある小さな巣をよく見つけるものだと、感心したりもします。

サンコウチョウの撮影は、蚊やアブなどに悩まされます。6月ともなると、蒸し風呂のような日も多く、露出した肌は虫の格好の標的で、蚊取り線香は定番です。場所によってはヤマビルや、マムシなども脅威ですね。にもかかわらず、あんな居心地の悪い場所で長い時間待つ気にさせるのは、それだけ魅力のある鳥だということなのでしょう。
Commented by とらりん at 2012-07-01 19:26 x
こんばんは~昨日はお世話になりました。
今日地元のサンちゃん行ったら巣立ってます!
でもまだ親の後ついていってましたよ~
しかし見事な画像!
Commented by 667711 at 2012-07-02 18:46 x
とらりんさん、こちらこそ楽しい話を聞かせてせていただきました。
サンコウチョウの巣立ちは同時多発の年のようで、自宅近くの巣も、阿須に行ってる留守に、巣立ちが終わったようです。今週中にはENDなのか、さびしいですね。
地味なブログですが、たまには覗いてください。それではまたどこかで。
by 667711 | 2012-06-04 21:39 | 地元・県内 | Comments(2)